2009年より16年多くの皆様にご愛顧いただきまして本当にありがとうございました。

こでまりクリニックは2025年3月22日をもちましていったん閉院し、内分泌内科専門医の奥地剛之先生に継承させていただきます。

守山区には内分泌内科専門医によるクリニックが無いため、これまで大きな病院でしか対応できなかったコントロールの難しかった糖尿病や甲状腺疾患の方々にとって待望のクリニックになるかと考えます。

また、現在こでまりクリニックに通院中のみなさまにおきましても、奥地先生は総合内科専門医であり、現在特に呼吸器科・アレルギー科・皮膚科にフォーカスを当てて勉強してくださっており、尚且つ万全の引継ぎ体制をとっているため、ご安心いただいて引き続きご通院頂けますのでご安心ください。

何年も通院してくださっている患者様みなさまはご存知ですが、この約3年間半、大病を患い、診療日時をかなり縮小しておりました。まだ治療が続く上先の見通しも不明瞭なため、いったんこでまりクリニックでの診療にひと区切りつけることといたしました。

ご通院の皆様にはこの数年ご心配ご迷惑をおかけしておりましたこと心よりお詫び申し上げると共に、この先より長くより新しい医療をお受けいただけるよう次世代の優秀な先生に継承できましたことを誇りに思います。

当院は開院当初、呼吸器アレルギー・小児・皮膚科を標榜していたこともあり、小さいお子さんのとき風邪やとびひ、ワクチンで通ってくださって、そのあと思春期にニキビが出来、大きくなるにつれ花粉症や喘息で通院くださり、また結婚の報告に来てくれたり、あかちゃんを連れて来てくれたりして、転勤して戻って来てくださったり、振り返ってみると有難いことに人生を何周も何周も並走させていただいた気持ちです。正直、想像を超える嫌なことも大変なことも多くありましたが、総じてとても楽しい日々を過ごさせていただきました。

この数年通い続けてくださった患者の皆様は特に本当に良い方ばかりで、皆様が見守ってくださっていたからこそ闘病生活と共に診療を頑張り続けることができました。心より深く感謝申し上げます。

これからも皆様の健やかなる日常の持続を心よりお祈りしております。

最後の1か月のご挨拶の際、本当にたくさんの方々に、お菓子・お手紙・花束・ハンカチ・癒しグッズ(入浴剤・ブランケット)・御守など、毎日溢れるばかりお気持ちを頂戴しました。心よりお礼申し上げます。私のためを思ったり貴重なお時間を使ってくださってことが、本当に嬉しかったです。閉院後も、わざわざ旅行や出張のお土産を持ってきてくださった方もいらっしゃって、本当に有難く感じました。最後の診察時に多くの方がお別れのハグをしてくださって、今後のお互いの健康を祈りあって、とても幸せに感じました。大切に頂き、使わせて頂きます。

院長 小林麻里

新院長のあいさつ

初めまして。この度ご縁がありまして、小林先生からこでまりクリニックを継承させて頂くこととなりました、奥地剛之と申します。

私は大学病院を始め、地域の中心となる総合病院で内科医として研鑽を積み、総合内科専門医として幅広く診療にあたっておりました。

特に糖尿病・甲状腺の分野に関しては糖尿病専門医、内分泌専門医・指導医としての多くの経験を生かして最新の治療を提供させて頂いております。

患者様の立場に立つこと、患者様に寄り添うことが最も大事なことだと思っておりますので、気軽に相談頂けますと幸いです。

長年に渡り地域の皆様の健康を支えてこられた小林先生の跡を継がせて頂くということで身が引き締まる思いではございますが、精一杯尽力し安心できる医療を提供いたしますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

新院長 奥地剛之

略歴
所属学会・資格